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投資信託とは

今回は投資信託についてまとめました。

投資信託の基礎知識や知っておいた方が良い用語などを書きましたので、これから投資信託を始めようと思う方は是非見て下さい。

投資信託とは

投資家からお金を集めて、投資のプロ(運用会社)が集めたお金で株式や債券を購入して、利益を投資家に分配したり、再投資したりする金融商品の事です。

投資信託の仕組みはスーパーなどの小売店をイメージするとわかりやすいです。

農家が野菜を作り、スーパーが農家から野菜を仕入れて消費者に販売する。

運用会社が投資信託の運用を行い、証券会社が運用会社から投資信託を購入して、投資家に販売します。

投資信託の特徴

少額から始められる

100円から始められますので、資金に余裕がない人や大金を投資するのが怖い方でもできます。

売買は1日1回

元本が保証されていない

投資信託だけではなく株や債券などの投資商品にも言える事ですが、元本は保証されていません。

元本とは元手となるお金の事を意味します。例えば100万円で投資信託を購入した場合、100万円が元本となります。この100万円が減ったりなくなったりしても保証はしませんよという事です。

元本が保証されている投資商品はほぼ100%詐欺ですので気を付けて下さい。

投資信託は大きく分けて2種類ある

投資信託の種類は豊富ですが大きく分けて2種類に分類されます。

インデックスファンド

日経平均株価・TOPIX・ダウ平均・など市場の平均に連動した投資信託です。

メリットはアクティブファンドに比べて手数料が安い事です。アクティブファンドの手数料は1%を超える商品が多いですが、インデックスファンドだと0.1~0.5%くらいです。

デメリットは市場の平均を目指しているので、大きいリターンは望めない事です。

アクティブファンド

日経平均株価・TOPIX・ダウ平均・などの市場の平均よりも上回るのを目指している投資信託です。

メリットはインデックスファンドよりもリターンが期待できる事です。

デメリットはインデックス投資に比べ手数料が高い事と、インデックスファンドにリターンで負ける事がある事です。

投資信託で知っておいた方が良い用語

私は投資信託を積み立てて3年になりますが、この3年間投資信託を運用していて必要最低限知っておいた方が良い用語をいくつかあげます。

基準価額

基準価額(きじゅんかがく)は投資信託の値段の事です。

基準価額は株式のように1日に何回も変動するのではなく、1日1回で値段が決まります、

手数料 

手数料は大きく分けて3つあります

買ったときにかかる手数料(販売手数料)。保有する時にかかる手数料(信託報酬)。売る時にかかる手数料(信託財産留保額)です。

最近は販売手数料が無料の投資信託(主にインデックスファンド)も増えてきています。

償還期間 

償還期間とは投資信託の運用が終わる日です。

償還期間になると投資信託の保有数に応じてお金が支払わられます。

分配金

分配金とは投資信託を運用しているファンドが、運用によって得られた利益を投資家に支払うお金の事です。

分配金の使い道は分配型と再投資型があります。

分配型は分配金を受け取ると現金がもらえますが、資産は減ります。

再投資型は分配金(現金)はもらえませんが、分配金を再投資して資産を増やせます。

為替ヘッジ

為替ヘッジとは円高円安の為替変動に対してリスクを回避(ヘッジ)する事です。

主に海外の株や債券を対象とした投資信託によく出てくる用語です。

為替ヘッジありだと円高円安の影響を最小限に抑えて運用します。影響を抑えている分費用が掛かります。

為替ヘッジなしだといい意味でも悪い意味でも為替の影響を受けます。

具体的には円高だと投資信託の値段はさがり、円安だと投資信託の値段は上がります。

これは円高により、円の価値が上がり海外の貨幣の価値が下がったからです。

逆に円安だと、円の価値が下がり海外の貨幣の価値が上がるので投資信託の値段も上がります。

最後に

投資信託についてまとめました。

専門用語は5個で必要最低ですが、5個の用語を覚えるだけでも投資信託の理解が深まると思います。

皆様の投資人生に幸あれ。

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