サッカーをより楽しく見る為、サッカー関連の本を読んでサッカー選手のサッカーに対する思考や戦術を学ぼうと思い、サッカー本のレビューをやっています。
今回はサッカー日本代表MFの守田英正選手著~「ずる賢さ」という技術~を読みました。
このブログでは
- 守田選手の経歴
- 守田選手のプレースタイル
- 守田選手の本のレビュー
が書かれています。
この本を読めば、守田選手のサッカーへの思考を学ぶ事ができます。
サッカーをやっている方やサッカーを教えている方に為になる1冊です。
どんな本か
本の基本情報
版年 | 2022年 |
ジャンル | 自叙伝 |
著者 | 守田 英正 |
本の概要
サッカー日本代表の中盤に君臨する守田選手の武器「ずる賢さ」がピッチ内外にどう活かされているのかが記された本。
実際にサッカーの図を使って、こんな時はどんな対応をすればよいか解説もついているので非常に為になる1冊です。
守田英正選手はどんな選手
経歴
年度 | 経歴 |
金光大阪高等学校 | |
流通経済大学 | |
2018年 ~2020年 | 川崎フロンターレ |
2021年 – 2022年 | CDサンタ・クララ |
2022年 ~ | スポルティングCP |
高校の時は全国大会に出場したことはない。
大学はサッカーの名門に進学したが、最初からレギュラーだったわけではなく、大学3年生からチームの中心選手になった。
川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせ、1年目からチームの中心になった。
プレースタイル
- 高いテクニック
- 攻守のバランスがいい
- ボール奪取能力
大きく分けてこの3つの長所があります。
①高いテクニック
→相手にボールを取られないボールキープ。相手のプレッシャーをかわす技術。攻撃のスイッチを入れる時の縦パス
②ポジショニングがいい
→攻守において相手よりも優位にたてるように位置取りをしている。
③ボール奪取能力
→身体はそんなに大きくないが、読みとポジショニングでボールを奪う技術。
なぜこの本を選んだのか
本のタイトル「ずる賢さ」というタイトルにひかれ、試合中にどんな「ずる賢さ」をみせているのか知りたくてこの本を選びました。
心に響いた箇所
ウマキャラと下手キャラを使いわけて、相手を騙す。
つまりうまいキャラを演じている時は相手にマークを集中させて他の選手がフリーにさせる事。
逆に下手キャラを演じているときは、下手だと相手に思わせて相手に油断させる事です。
この文章を読んだ時に度肝を抜かれました。
サッカー選手は華麗なテクニックを披露してファンを驚かせてなんぼと私は思っていたので、あえて下手なプレーをして相手を油断させて騙すなんて発想はありませんでした。
本について何を感じたか
この本を読み、サッカーへの見方が変わりました。
本を読む前は、サッカーの上手さはドリブルやパスなど華麗なテクニックばかり見ていました。
しかしこの本を読んでサッカーの上手さは華麗なテクニックだけでなく、「ずる賢さ」といった相手との駆け引きもサッカーの上手さだと感じました。
そして今後サッカーを見る時は華麗なテクニックだけでなく、どんな駆け引きがあるのか注目していきたいと思います。
まとめ
この本を読めば、守田選手のサッカーへの思考「ずる賢さ」の重要性を学ぶ事ができます。
サッカーをやっている人・サッカーを教えている方・サッカーをより楽しく見たい方にお勧めです。
今後の守田選手のプレーに注目です。
「ずる賢さ」という技術 日本人に足りないメンタリティ [ 守田 英正 ] 価格:1,650円(税込、送料無料) (2023/9/29時点) 楽天で購入 |
コメント